reportレポート

活動紹介
富山県青年会 平成29年度定例勉強会を開催

 富山県青年会は、平成30年1月24日(水)に、ホテルグランテラス富山(富山市)にて、「平成29年度 定例勉強会」を開催しました。  社会福祉法人制度改革をはじめ、法人を取り巻く環境が大きく変化するなか、社会福祉法人に対して地域から寄せられる信頼を高めていくために、中長期的な経営戦略に基づき法人経営にあたるとともに、地域に根ざした取り組みを積極的に展開する必要があります。  本勉強会は、社会福祉法人の経営に必要な情報の共有を図るとともに、中長期計画の必要性などをあらためて考えることを目的に開催しました。    講義Ⅰでは、「社会福祉法人の経営に必要な視点と社会福祉充実残額を算定する意義について」と題し、富山県社会福祉協議会の経営相談室経営専門指導員であり、あおぞら経営税理士法人代表社員であられる公認会計士・税理士の中村 厚様に登壇いただきました。  講義では、計算書類の読み方のポイントや、社会福祉充実残額算定の考え方および今後の対応について(1/23発出のQ&Aの情報を交えて)、また、社会福祉充実残額の算定・計画に振り回されることなく、従来どおり堅実に社会福祉法人として活動していくことの重要性をご説明いただきました。    講義Ⅱでは、「社会福祉法人における中長期計画の策定の必要性について」と題し、全国青年会社会福祉法人経営検討委員会 遠部 敦也委員長に、社会福祉法の変遷から、今回の法改正のポイント、また、中長期計画の必要性や中長期計画策定による効果についてご説明いただきました。  続いて柏崎刈羽福祉事業協会 法人本部 事務局長の西川 伸作様に「実践報告 社会福祉法人における中長期計画の実際について」と題して、中長期計画策定までの経緯とその効果を発表いただきました。    当日は数年来の寒波に見舞われ、申し込み数40名のうち参加できた人数は27名でしたが、予定どおり開催でき、アンケート結果も好評をいただくことができました。  

(報告・富山県青年会 会長 杉森 かおり (大山保育会))

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