reportレポート

活動紹介
静岡県青年会「静岡県医療健康産業研究開発センター(ファルマバレーセンター)視察研修」を開催

 令和元年12月19日(木)、静岡県青年会は、公益財団法人ふじのくに医療城下町推進機構ファルマバレーセンターを訪問し、「静岡県医療健康産業研究開発センター(ファルマバレーセンター)視察研修」を開催しました。

 本研修では、以下の趣旨に基づいて実施しました。

①静岡県医療健康産業研究開発センター(静岡県駿東郡長泉町)にて実施されている「健康長寿・自立支援プロジェクト」を学ぶ。

②医療と福祉をめぐるさまざまな課題や将来に向けた介護機器の研究概要の共有をするため、同センターへの視察実施ならびに同センター職員等との意見交換会を実施する。

≪意見交換会の内容等を紹介!≫

◆人生100年時代における新たな挑戦として、同センターでは、静岡がんセンター等と連携し、健康寿命の延伸・自立支援」をテーマに『健康長寿・自立支援プロジェクト』を実施している。

◆意見交換会では、とくに、静岡がんセンターが実施する医療分野から超高齢社会への具体的対応、ファルマバレーセンターが実施する“ものづくり”をとおした超高齢社会への対応について、医療と福祉の連携の観点から活発な情報提供・情報共有がなされた。

≪視察の内容等を紹介!≫

今回は、静岡がんセンターを視察した。

◆国内トップレベルの最先端の医療機器や診断システムの導入だけではなく、よろず相談所なども開設し、心身や暮らしに関するさまざまな悩みや不安について、「寄り添う医療」を展開していることが確認できた。

◆“ものづくり”を実施するファルマバレーセンターと、最先端の医療を提供する静岡がんセンターの取組に、福祉の支援要素を取り入れることで、健康寿命の延伸だけでなく、「自立支援」に向けた新たな挑戦が可能となることを学ぶことができた。

≪参加者からの主な声を紹介!≫

◆今後、全国の介護福祉施設等において、積極的に介護・福祉機器の導入に関するモニタリングが実施できれば、導入可能な介護・福祉機器の創出が実現できるのではないかと感じた。

◆これからも医療の研究に福祉的観点を取り入れることで、国レベルで自立支援におけるいっそうの推進をしていくことが必要であると考えた。

(報告・静岡県青年会 副会長 髙杉 威一郎)

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