reportレポート
2025.8.1
【千葉県青年会】令和7年度 第1回研修会を開催!

2025年、生成AIはその活用において大きな転換期を迎えております。研修では、『現場でどのように生成AIを活かしていくのか』をテーマに、実際に体験しながらその活用方法を学びました。
【内容】
研修では、テキスト生成モデルと画像生成モデルの違いをはじめ、AI翻訳の精度や、ChatGPTを活用した苦情対応・ケアプラン作成・議事録の作成補助など、実践的な使い方が紹介されました。特に印象的だったのは、ChatGPTとの対話を通じて、段階的に質問を重ねることで、より実用的な答えが得られる点です。例えば、チャットGTPに、介護現場の余暇活動について尋ねる際に、『介護の余暇活動を教えて』と入力するよりも、役割や前提条件、制限を加え質問する事でより的確な回答が得られます(役割設定(例:私は20年勤務のベテラン職員や新卒職員)、前提や条件(例:10分以内でできる活動、屋外か屋内か、足が動かない等))。また、音声入力と音声回答を使ったAIとのコミュニケーションが可能となっており、コミュニケーションの内容も、人間の会話と同じようにスピーディで正確であることも学びました。
【参加者の声】
参加者からは、「ChatGPTに対する印象が変わった」「条件を加えるとより良い回答が得られた」「以前はAIに対して不安があったが、今は『賢く頼もしい存在』と感じている」といった前向きな声が寄せられました。AIは人間の仕事を奪うものではなく、人間がやるべき仕事に集中するための支援者であることを改めて実感できた有意義な研修でした。
(千葉県青年会)
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