令和3年11月12日（金）、栃木県青年会は人事考課制度に関する勉強会を開催しました。

勉強会では、人事考課制度を先進的に取り入れている栃木県内の社会福祉法人「すぎのこ会」の岩崎 好宏 氏、「飛山の里福祉会」の半田 和之 氏を講師にお招きしました。

両法人とも、人事考課制度を導入することにより、法人の求める人材を育成することを目的としている点が共通していました。

人事考課制度における具体的なポイントとしては、以下のような内容を学ぶことができました。

◆法人の求める職員像を明確にし、評価項目ごとに職員がセルフチェックを行い、それをもとに評価者と面談をすることで最終評価への透明性・納得性・説得性を高めることにつながる。
◆キャリアパスとの連動を含め、適切な人事異動や昇格人事等に反映していくことで、職員のモチベーションアップや人材育成にプラスの影響が出る。

人事考課制度の導入を検討している法人の参加者からは、「従来の年功序列型から人材育成型の人事考課制度導入に向けて、今後さらに学びを深めていきたい」などの声が聞かれ、参加者の方々にとって今後の人材育成を考える手掛かりとなりました。

（報告・栃木県青年会 柏瀬 旬）